後藤遼太の所感を述べる

自分が日々感じたこと、思ったことを書きます。

SLOW IS PRO

“You gotta take your time to be who you wanna be. I wanna be the greatest player I can be. No time to waste even before the game time bro. No time to worry about people watching me. I need to get better at the use of my left hand right now. I may not use the skill in the game, but may be I will in a year later.”

 

 

 

 

冒頭を英語で初めてみました。

またまた懲りずにNBAからの引用です。

 

 

 

 

僕はよく生き急ぎます。

 

 

 

 

なぜかって。

 

 

 

簡単です。

人は死ぬという事を知っているから。

 

 

 

もちろんそんなことは皆さんも百も承知だと思います。

でも、僕は経験上少なくとも同世代よりはそれをよく知っている自信があります。

 

 

 

 

2年前ぐらいですかね。

 

 

あ、こっから先は少し重くなるので読むかどうかの判断はお任せします!

 

 

 

 

 

2年前ぐらいに僕を可愛がってくれていた人が死にました。

深夜に飲酒運転の車にひき逃げされました。

もちろん時間も時間だったので本人も飲酒はしていました。

 

 

 

その人はお酒が大好きで仕事を終えてはしょっちゅう飲み歩いていました。

 

 

 

僕もその人と亡くなる1週間前に朝まで飲んでいました。

そして、3日前まで連絡を取りながら「また飲みに行こうな!!」的な会話もしていました。

 

 

 

そんな矢先訃報が届きました。

 

 

 

 

 

その人は高校を卒業してから当時の職に就いており、運送業という男性社会の中で女性ながらトップに君臨していました。(君臨って言い方は似つかわしくないですかね。笑)

 

 

まあ、要は仕事できるし頭も切れるってことです。

 

 

 

 

でもその人当時の職がやりたいことではなかったんですよね。

彼女は当時33歳でした。

そこに19歳のペーペーが入ってきたもんだから可愛くて仕方なかったんだと思います。

 

 

僕はその人に色々教えてもらいました。

仕事のことやプライベートのこと、、、、、

 

 

 

その時にその人が常に言っていた事は『好きな事をやりなさい』でした。

 

 

 

 

その人自身、やりたいことはあっても年齢や社会的な事を考えると若いうちからやっておかないとダメだと言っていました。

 

 

 

当時の僕はまだまだぽんこつだったので言ってることはわかるけどまだ10代だし。。。

 

 

って感じでしか捉えていなかったと思います。

 

 

その人も年齢的に諦めかけてるとか調子のいいこと言って先輩風吹かしているだけに思えるかもしれませんが、しっかり仕事以外の時間でやりたいことに向かって準備していました。

 

 

結論から言うと、その人は準備を終えてやりたいことをスタートするわけなんですけど。

 

 

 

その少し後に亡くなります。

 

 

 

1店舗目をオープンしてここから新しい人生がスタートするとってタイミングで大好きなお酒に酔いながら亡くなります。

 

 

 

 

僕がどんだけしんどくても、辛くても弱音を吐かず淡々とやっていられるのはこの人のおかげです。

好きな事をやる幸せ。やりたいことができる幸せをこの人は僕に身をもって教えてくれました。

 

 

 

どれだけ想いを持っていても死んでしまっては何もできません。

生きているからこそ悩めるし、苦労もできます。

 

 

 

彼女の分も生きている僕たちが”自己実現”=やりたい事をやる事を諦めてしまっていいんでしょうか。いや、いい訳ありません。

 

 

 

 

最近の自分の態度や気持ちが自分自身で心底気に食わなかったので自戒も込めて書いてみました。

 

 

 

 

でもそんな早く得たい結果が得られるなんて都合のいいことは思ってないので

 

 

”SLOW IS PRO”

 

 

 

と、冒頭の英文のスタンスは忘れずにやって行こうと思います。